変なかたちで出荷できない野菜、
焼く過程でくっついたまま入ってしまった市販のスナック菓子・・・
「規格外」に遭遇すると、にんまりしてしまうのは、日本に暮らしているからだろうか。
先日、ペーパーホルダーに入れて使うことができないトイレットペーパーに出会った。
幅が長いので、ホルダーに設置するとうまく回らない。
写真の手前が通常の幅で、奥がそのアタリ。ちょびっと差がある。
(横に並べなさいよ、と自分でも思うが、撮り直しが面倒なのでこれで失礼。)
気になる。断然気になる。
どの工程で、何が起きた?
幅が長い子がいるということは、短い子もいるのか?
(短い幅なら気付かないかも)
あまりに気になるのでトイレットペーパーができるまでの動画を探した。
なんだろう。
ずっと見ていられるおもしろさ。
なんておりこうな機械。
そういえば昔、クイズ番組で、工場の映像を流して
「一体何を作っているんでしょーか?」というのがあったなあ、と思い出したりして・・・
おかげで、
なぜ「規格外」が生まれたのか、
それほど気にならなくなった。
「規格外」・・・
正面を向けない、という意味で不調な自分も「規格外」?
今日もトイレットペーパーを手で巻き取りながら、
やっぱりにんまりしてしまう。