前回「隠し剣 鬼の爪」の映画版を監督した
山田洋次つながり。
山田洋次「映画をつくるということ」
高野悦子「映画と生きる」
鈴木忠志「演劇の可能性」
寅さんの世界といえば山田洋次ブランド、
岩波ホールで紹介された「名画」といえば、高野悦子ブランド、
利賀村という演劇の聖地といえば、鈴木忠志ブランド、
という独特の世界を作り上げた。
背景こそさまざまではあるが
この3人の方に共通するのは
今の映画界、演劇界のどこかに
「このままではいけない」という問題意識を
持ち続けていることだ。
それがこの3ブランドを確固たるものにした
理由のように思えた。